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人は誰しも自分に都合のよいフィルターで物事を見ている。人生を変えたかったら見方を変えよう
先日「お前の目は節穴か!」って思うようなことがあり、いろいろ考えているうちに気づいたんです。
人は気づかぬうちに自分にとって都合のよいフィルターを通して、物事を見ているのだなと。
だったらそのフィルターを変えれば人生そのものが変わるのでは?と感じたので、私のエピソードと共にご紹介していきます!
「お前の目は節穴か!」のエピソード
この夏鎌倉に引っ越してきて、最近はすっかり紅葉写真を撮るのを楽しんでいる私ですが……
実は、「日本ではきれいな紅葉が見られない」とずーーーーーーーーーっと信じ込んでいたのです。
この見事な紅葉写真は北鎌倉の「円覚寺」で撮影しました♪
よくJRの広告で東北地方や日光、箱根などの素晴らしい紅葉写真って見かけますよね?
あれは実際見に行ってないから「もしかしたら嘘なんじゃないか……」って心の底では思っていて。
京都の紅葉もずっと見に行ってみたいな〜と思いつつ、まだ行ってないからいまいち信じられてなかったり……
でも鎌倉に住むようになって、この神奈川でもきれいな紅葉が見られるとようやく気付いた。というか心の底から認めることができたというなんともバカげた話です(笑)
「ない」「ない」と思い込んでいた
なんでそんなことを信じ込んでいたかというと……
小学校時代をニューヨーク郊外で過ごした私。
ニューヨークは日本で言うと北海道・青森辺りの気候に近く、秋になると、車で少し遠出して家族で美しく紅葉した山々を見に行っていました。
とにかく四季が美しい場所で、それが子供ながらにとても思い出深かったのです。
その後日本に帰国して、当時は大船という場所に住み、中学1年の途中からは鎌倉の女子校にも通い始めたわけですが……
全く!!紅葉の美しさに気付きませんでした。
むしろ、「あ〜あ。なんで日本って紅葉しないんだろう。くすんだ色ばっかりできれいじゃないな…」とぼやいていました。そう感じていたこと、はっきりと記憶しています。
特に中学・高校の頃はとにかく恥ずかしいくらいに、「日本よりアメリカのほうがいい」という価値観で生きてました。
そうやって “自分で決めてしまった” から、毎日が嫌で嫌で仕方なく、どんどん卑屈になっていたのかもしれません……
そのせいで、いろいろともったいないことしたな〜と今になって思う。
だって本当は目の前に美しい景色があったのかもしれないのに、「ない」「ない」と一人で嘆いていたんだから!
見え方が変わったから気づけた世界の美しさ
鎌倉の海もそう。
「水が汚いなぁ……」って印象ばかりが強かったけど、こんなに素晴らしい夕焼けを日常的に見ることができると知って、驚き大興奮の夏でした(笑)
本当にここ数年のことです。
だいぶそれまでの頑なな考えから解放され始めて、日本の良さも感じられるようになってきて、今いるこの場所で楽しむ方法を見出すことができてきた。
なんかこう、あらゆることに対してピュアな気持ちで物事を見ることができるようになってきた昨今。ずいぶん、人間として丸くなったな〜と自分でも思います^^
だからこそ、こないだ鎌倉の紅葉を楽しんでいてふと、上に書いたようなおかしな設定をしていたことに気付いて!もうなんか情けないやら、おかしいやらで……
結局は誰しもその人独自の見え方で世界を見ているんですね!
だから例えば同じ場所で写真を撮ったとしても、その切り取り方だったり世界観は変わるわけで。
今見えている世界もまた、私が作ったフィルターを通して見えているもので、ただ単に “見え方が変わった” のでしょう。
まとめ
今回の件で気づいたのは、
- 常にそのときの自分にとって都合のよいフィルターを通して物事を見て捉えている
- そしてそれがそのまま、自分の日常を作っている
ということ。
以前の私は、自ら選んで世界をくすんだものとして見ていた。でもそれはもう嫌だなと思ったから、見方を変えたんです。
最近の私の目には、“世界はとってもカラフルで美しいもの” と写るようになりました!
あなたは今、どんなフィルターを通して世界を見ていますか?