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自分の感受性の豊かさ、繊細さを大切に生きていくために

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自分が「HSP(Highly Sensitive Person=人一倍繊細な人)」であるっぽいと気づいて下記の記事を書いたのが、約3年半前。

しばらくは自分の繊細さをかなり意識し、気にしすぎてさらに生きづらくなったくらいだった。

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これは上手く付き合っていく方法を見出さないとなーと思った。

で、あんまり自分をカテゴライズしたり、ラベリングしたり、その言葉の定義に影響されすぎないようにしたくて、なるべく最近はHSPであることを意識しないように過ごしていた。

そしてもはやHSPかどうかはどっちでもよくなったけど、とは言え自分の繊細さからは逃れられないんだよね(笑)

そんな私の、自分の繊細さと付き合っていく方法。

目次

感受性が豊かで繊細でよかったなと思うこと

太陽の光の暖かさ、きらめき、鳥の鳴き声、葉っぱのみずみずしさ、刻一刻と変わる空の様子など、自然の美しさに日々感動したり。

音楽や映画、本、友人がさりげなく言った言葉のおかげで、あとからものすごいインスピレーションが湧いてきたり。誰かの胸の痛みを敏感に感じ取って寄り添うことができたり。

感受性が豊かで繊細であるがゆえに、毎日ささやかな幸せを感じられるし、周りの誰かを支えることもできる。

その感性を活かして、私自身ずっとピアノ、ダンス、演劇、ナレーションなど、さまざまな表現活動に携わってきたんじゃないかなと思う。

そして自分が主催するダンス&ムーブメントのワークショップ、事務局を務めているオンラインサロンなど、場をホールドして参加者のケアやサポートをするときにも活かされているのでは?

細やかなところにまで気がつく、気を配れるのは繊細だからこその強み!

繊細であるがゆえに苦しむことも多々ある

でももちろん、その繊細さゆえに苦しむこと、辛い思いをすることも多々ある。

5人に1人はHSPだと言われている。一見すると多いようだけど、5人のうち4人は繊細じゃないわけだから、日常の中では言うならば鈍感な人たちと接することのほうが多いわけで。

彼らが何の気なしに発した言葉に、繊細さんたちはいちいち傷ついてしまうのよね…… もうこれはどうしようもない!

そしていいのか悪いのか、私の場合は「NVC(非暴力/共感コミュニケーション)」を実践していることもあって、NVCを知らない人よりも暴力的な表現にとても敏感。

HSPでさらに言葉に敏感になっているなんて、生きづらくて仕方ないわ(笑)

自分と同じような繊細さを持つ友人たち、NVC仲間たちと一緒にいるときはとても穏やかな時間が過ごせるんだけど、そうじゃない人たちが多い場や、とにかく大人数が一堂に会する場ではとても疲弊してしまう。

繊細さを発揮する場面がそれぞれちがうから、繊細な者どうしでも相手を傷つけたり地雷を踏んだりすることだってもちろんあるけど(笑)

(ほかにも日常で困ることや大変なことはいろいろあるけど、挙げだすとキリがないから最近悩んでいたことだけにしておきます!)

まずはセルフケアを

だからって、自分が確実に安心な場にしか行かないようにするのはむずかしい。もちろん、毎日の職場や家庭環境を居心地のいい場所に整えるのは大事だけど!

私の場合、圧倒的に必要だなと思うのは、予定と予定の合間の一人時間。

大学生の頃から一人でカフェでお茶するのが習慣になっていたけど、あれって私にとってはダウンタイムだったんだよね。

一つの予定が終わったら、そこでの神経の高ぶり・受けたたくさんの刺激をいったん鎮めて、リセットしてから次の予定に行きたい。

そこで感じたことをたっぷり味わいたい。疑問に思ったこと、気になったことはノートに書き留めたり、じっくり考える時間もできるだけほしい。

その時間が取れないと、未消化なままみたいになっていて、だんだん胃もたれして具合が悪くなる感覚(笑)

だから予定がぎっしり詰まっている日はたいてい心身がやられるなぁ。脳はパンパンになるし!

カフェでの時間、海や山、お寺などへのお散歩、暗い部屋で思うがままに踊ること、こうやって思ったことをブログに書くことが私にとって大切な一人時間の過ごし方だなぁ。大切にしたい♡

人の助けを借りることも大切

一人時間も大事なんだけど、やっぱり人の助けを借りるのも必要だなーと改めて思った。セルフケアでは追っつかないような緊急事態に陥ることだってときにはあるしね……

ただ、相手のことを配慮しすぎて遠慮したり我慢しがち。本当は頼りたいのに、なかなか言い出せない。うーん、どうしたらいいんだろうね??

でも、ちょっと一人じゃ抱えきれないなー、いっぱいいっぱいだなってとき、安心して話せる人に話をじっくり聞いてもらえるととても癒され満たされる。

じっくりじゃなくてちょっとの時間だとしても、寄り添ってもらえたときのありがたさ。

大切な人にそうやって頼ってもらえたとき、支えになれたことがとても嬉しいから、だったら自分ももっと人に頼ってもいいんじゃないかな?

こうやって書いてはみたものの、やっぱりまだリクエストするのが苦手だなと発見……

忙しいんじゃないか?相手にとって私はそこまで大事な存在じゃないのでは?迷惑になるのでは?など、ぐるぐる思考が始まる!やれやれ!

少しずつ軽やかにお願いできるようになりたいし、お願いしてほしいし、無理なときは無理だって気兼ねなく言ってほしいし私も言うようにしたい。

練習あるのみだなぁーーー

そんな繊細さんの深夜のつぶやきでした。

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この記事を書いた人

Romy | ロミーのアバター Romy | ロミー 〜Celebration of Life〜

横浜・NY育ち。鎌倉暮らし7年半を経て2023年末に家を手放し、移動生活をスタート。2024年ピースボートにスタッフとして初乗船。「いのちの祝福」をコンセプトに、地球一つ分のパーマカルチャー的な暮らしの実験と旅をしているモバイルボヘミアン。
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