言いたいことが言えない、我慢してしまう自分にまずNVCの「自己共感」を!そしてその先へ

妙本寺の梅

2022年に入ってから良い波に乗っている感覚があって、実際に周りからも「幸せそう!」「ふわふわしてる〜♡」などと言われてしまう私です(笑)

確かに心も体も概ね調子がいいし平均値が上がっている気がするけど、そうは言ってもたまに不安や恐れが湧いてきたり、落ち込んでしまうこともある。だって人間だもの!

気分が下がるときは誰しもあって、そして大抵は誰かとのコミュニケーションの欠如や齟齬が原因のことが多いと思う。

そういうとき穏やかに自分と寄り添いながら、相手とつながる大きな手助けとなるのが、「NVC(non-violent communication/非暴力・共感コミュニケーション)」

「あれ?私って実は言いたいことが言えてない?少し我慢してる?」と思うようなことがあり、自分の気持ちの整理も兼ねて記事にまとめてみました。

目次

親に言いたいことが言えなかった10代の私

子どもの頃に自分の気持ちを親に伝えてみたら、共感して聞いてもらう代わりに、頭ごなしに否定されたり批判された。そんな経験を誰しも持っているのでは?

私は中学生のときにそういう経験をしてからは「自分の気持ちを正直に話しても受け止めてもらえないんだ」「いやなことを言われるくらいなら、最初から話すのをやめよう」と自分の中で決めてしまったような気がする。

  • 相談してもどうせ聞いてもらえない。
  • 寄り添ってもらえない。

そんなあきらめの気持ちを親だけでなく学校の先生や同級生に対しても抱くことが度々あり、心を開くのをやめてしまった10代でした。

(アメリカの帰国子女だったことも、物事をより複雑にしたと思う)

結婚してからは夫に言いたいことが言えず

それは大人になってからも、無意識のうちにやってしまう習慣としてすっかり身についた。だから結婚してからの夫とのコミュニケーションでも、当然のようにそれをやり続けていた。

  • 言いたいことが言えない。
  • 自分の気持ちに蓋をする。
  • 本当は辛いけど我慢する。

そんなことを繰り返しているうちに、自分は置き去りになり、相手の言いなりになってしまい、ますます気持ちを話せなくなる悪循環に陥った。

十何年もそれをやり続けていると、相手との関係性を修復するのも困難で、散々努力はしたけど結局もう平行線。見ている方向も全然ちがうし、別々の道を歩むことを決めて離婚をした。

(もちろん離婚の原因はこれだけではないけど)

NVC(non-violent communication)的にまず「自己共感」を

妙本寺の梅

そんな長い我慢と無理の歴史があるから、「もう昔のように自分の気持ちを置き去りにしたくない!」「自分が自分を一番に大切にしてあげよう」とここ数年は意識的に取り組んでいる。

自分の気持ちにまず気づき、理解するのにとても役立つ「NVC(non-violent communication/非暴力・共感コミュニケーション)」も学んだ。

日々自分と寄り添っている中で何か違和感を感じたら、その手法を使ってまず「自己共感」の時間を取るようにしている。

  • 言葉にならないモヤモヤの正体は一体何なのか?
  • 自分の今の感情は?
  • その奥にあるニーズは?

自分の中でうごめいているものに気づき、共感して寄り添うことで、まだ何も解決したわけではなくても気持ちは整理され、癒されるのが自己共感の素晴らしいところ!

そして「どうやって相手にこの気持ちを伝える?してほしかったことをリクエストする?」というのが次のステップ。

ここがまだまだむずかしくて練習中……

離婚後の新たな関係性の中で、今度こそできるようになりたい

長年の習慣から抜け出すのは本当に大変で、離婚して丸一年経った今も気づくとほんの少し我慢していることがある。

人とのコミュニケーションにはそれなりに気をつけているつもりだけど、長い年月積み重ねてきたクセって恐ろしい!体の中に染み付いているんだなぁ……

ただ、前とちがうのは、違和感にすぐ気づいて対処できるようになったこと!

というわけで、夜なかなか眠れなくて、いやな夢を見て明け方目覚め、モヤモヤが実は蓄積されていたと認識せざるを得ない状況に。

普段はノートに書き出すけど、今回はベッドの中でこの記事の下書きとしてiPhoneにメモしながら自己共感タイム。

言いたいことがうまく言えてなくて胸が苦しい、喉も少し締め付けられる感覚があるし、何より悲しい。大丈夫なつもりでいたけど、実はいい子ぶってるだけだったのか(笑)?

簡単に書き出してみると:

  • 感情:悲しみ、傷ついた、不安など
  • ニーズ:つながり、親密さ、愛、見てもらう&聞いてもらうこと、本物であること、正直さ、存在など

その原因となっている事象を丁寧に観察してみて、自分が何を求めていたのかもだいぶわかったから、相手にうまくこの気持ちを伝えたいなぁ……

というのが「いま、ここ」。さぁどうなるか?

一つ言えるのは、自己共感せずそのまま対象となる相手に話そうとすると、しっちゃかめっちゃになりがち。

NVCを知ったおかげで、まず自己共感で自分に思いやりを持って寄り添う。そうすれば、相手に対しても思いやりを持って接することができる(はず)!

まずは自分が自分を満たすこと!

鎌倉の夕焼けと海

相手がどう受け止めるかはわからない。でも何よりもまず、自分が自分をそのまんま受け止めてあげること。相手にしてほしかったことを自分がしてあげること。

「セルフラブが大事♡」

とあちこちで言われるようになったけど、本当にそう!

  • 自分が自分のことを満たせなくてどうする?
  • 自分が自分のことを愛せなくてどうする?

その土台があっての、相手とのコミュニケーション。特にまだ相手との関係性が始まったばかりのときはむずかしいなと思う。

でも最初からあきらめるのでもなく、我慢するのでもなく、まずは伝えてみよう!あぁ、ドキドキ。案外どうってことなかったりするのよね(笑)

それもここ数年NVCに取り組み始めてから知った。人って勝手にどんどん脳内で妄想を繰り広げるけど、根拠がないから相手に確認するのが一番早い!効率がいい!

「わかりあえない」を越える

NVC(共感コミュニケーション)の本

前からあったNVCのバイバル的な本が左。そして右の新刊が最近発売され、せっせと読んでいるところ。

改めて「うんうん、そうだよなぁ!」と頷き、感動するポイントはたくさんあるんだけど、少しだけ抜粋すると:

「共感的なつながり」とは、心で理解することであり、相手の中の美しさ、神聖なエネルギー、その人のなかに息づいているいのちを、見つめるということです。

共感とは相手とともにいることなのです。

「わかりあえない」を越える

NVCってけっこうこの「美しさ」という表現が出てくるんだけど、そのニュアンスがまた美しくて心が暖かくなるんだよね。こういう世界を広げていきたい!

そのためにも、まずは自己共感で自分の内なる平和を♡

それから、人とも共感的なつながりを作っていけたらいいなと思って、こうして記事にしてみました。(ただいま慣れない恋愛で練習中……笑)

コミュニケーションはエンドレスな学びと修行!

あまりNVCの具体的なことは書かなかったけど、その世界観やエッセンスが少しでも伝われば嬉しいです。

これは1年くらい前に書いた、人の手を借りた自己共感のプロセス ↓

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この記事を書いた人

1980年東京生まれ。横浜、ニューヨーク育ち。鎌倉在住。ナレーター/ダンサー&講師/整体師/ライター/オンラインコミュニティの事務局など、複数の顔を持つマルチポテンシャライト。「ウェルビーイング」「自己表現」を軸に、一つ一つのいのちが輝き、調和した、愛と平和のある世界の実現を目指しています。
→ Romyのプロフィール詳細

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