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サステイナビリティ(持続可能性)トークイベント「A talk about C’s」@鎌倉レポ【2019年8月】

サステイナブルイベント「A talk about C's」

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2019年8月、鎌倉にあるカフェ「ヴァーヴコーヒーロースターズ」にて「サステイナビリティ(持続可能性)」に関するトークイベントが開催されました!

  • 企業として環境問題に取り組んでいる「パタゴニア」の中西さん
  • コーヒーマガジン「Standart Japan」のToshiさん
  • サステイナブルな食材を扱う「tasobi」の幸作さん

の3人のスピーカーをお迎えし、

  • 「パタゴニア鎌倉店」スタッフの哲さん
  • 「ヴァーヴ」のスタッフ&「Bring me Shonan」代表の望月

の2人がファシリテーターを務めました。

あまりに濃く多岐にわたる内容で、とてもブログ記事でご紹介できる内容ではありませんが(笑)

備忘録として、そして参加できなかった方々にも概要が伝わればと思い、イベントの様子・上記に挙げた方々や組織についてご紹介します!

[chat face=”img_6718.jpg” name=”Romy” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=”maru”]私は「Bring me Shonan」のインスタ担当も兼ねて、途中まで参加しました。[/chat]

目次

イベントの概要

サステイナブルトークイベント「A talk about C's」Facebookのイベントページよりご紹介します:

僕らにまつわるたくさんのCの話をしよう。
コーヒーはもちろんカルチャーや習慣、コミュニティや海だっていい。
超えていくべき壁が身の回りに立ちふさがっていて、少しでももやもやを抱えているのであればその気持ちをこの場で大きく話をし、その先の未来を作っていくきっかけにしていこう。

1000yen 1drink 19:00スタート22:00終了

各分野のフロントランナー3人をお招きし、未来についてのクロストークそしてオープンセッションイベント。

一人目は、環境問題などに率先して取り組むフロントランナーであるパタゴニア。
パタゴニアのミッションは「私たちの故郷である地球を救うこと」
長崎の石木ダム問題をはじめ日本各地で起こっている問題を「アクティビズム」の哲学のもと取り組まれている中西さんにお越しいただきます。

二人目は、スペシャルティコーヒー業界では世界的に有名なコーヒーマガジンStandartからToshiさん。世界を股にかける彼のトークは必聴です。

三人目、とにかくサステイナブルな食材を取り扱うtasobiから堀田幸作さん。知っている人は知っている鎌倉のリーサルウェポンは彼です。

この3名をお呼びし僕らの未来について話していきます。

ファシリテーターはBring me shonan・verve coffee の望月とパタゴニアの晢さんが行います。

まずは参加者の自己紹介から

突然の告知で平日夜にも関わらず、当日は40人以上の方々が「ヴァーヴコーヒーロースターズ鎌倉雪の下店」に集合!

スピーカーの方々のお話の前にまず参加者の自己紹介タイムがあり、お名前とイベントに参加した動機を簡単にお話していただきました。

普段ヴァーヴを利用されている方、鎌倉近隣に住む方、コーヒー屋さんで働く方、子連れ参加のママさんもいらっしゃいましたよ。

[chat face=”img_6718.jpg” name=”Romy” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=”maru”]私も毎度のことながら、小5の息子連れの参加でした![/chat]

スピーカー3人それぞれの活動紹介

「Standart Japan」のToshiさん

最初は、福岡からいらっしゃったスペシャルティコーヒーマガジン「Standart Japan」のToshiさんから。

コーヒーの世界をアートとジャーナリズム両方の視点から綴ったマガジンは、1冊読むと世界を旅した気分になれるんです 😎 

スロバキアでスタートしたこのマガジン、現在働いているのはたった7人だとか!

「スペシャルティコーヒーがもっと飲まれるようになるといいな」とおっしゃっていました。

→ 「Standart Japan」HP
→ 「Standart Japan」Instagram

「パタゴニア」の中西さん

お次は、アウトドアウェアブランド「パタゴニア」の中西さん

鎌倉在住の方なら、誰もが知っていておそらく商品やステッカーを持っているブランドですね(笑)

企業として積極的に環境保護活動を行っているパタゴニア。

その企業理念や創業者のお話だけでなく、世界で起きている気候変動、16歳の環境活動家Greta Thunbergの学校ストライキ活動など(TBSニュース)をご紹介いただきました。

→ 「パタゴニア」HP
→ 「パタゴニア」Instagram

「tasobi」の幸作さん

3人目は、「tasobi」の堀田幸作さん

写真ではスライドがきれいに表示されませんでしたが、「旅」と「遊び」をくっつけて社名「tasobi」という名前が誕生したそう!

サステイナブルな食材をいろいろ扱ってこられた幸作さん、ノルウェー産の鯖を使用した「もの凄い鯖」が爆売れしたのでご存知の方もいらっしゃるかも?

また、国内外でサステナブルな漁業に取り組む組織や人々にクローズアップした雑誌「イサリビ」も作られてました。

「次のプロジェクトは梅山豚と、一般の人向けにneo精進!」とおっしゃっていたので、今後のご活躍も楽しみですね 😉 

→ 幸作さんのInstagram

 

クロストーク

そして休憩をはさんで、この日のメインイベントであるクロストークに突入!

最初はパタゴニアの中西さんより、長崎の石木ダム問題をスライドと共にシェアしていただきました。

石木ダムは、初めて人が住んでいる場所をひっぺがえしてダムを作ろうとしている事例だそうで、パタゴニアが関わっています。

→ 詳細は「石木川まもり隊」HPへ

後半で私は抜けてしまったため、あとで聴いたライブ動画を元にまとめたのが以下の内容です:

気候変動、海洋プラスチックごみetc… 自然破壊が世界的に加速している現在。

「一体自分に何ができるんだろう?」って思ってしまうと、傍観者になりやすい。

「地球環境」というと壮大すぎて、どこから手をつけたらいいかわからなくなってしまう。ハードルが高すぎる。

だから、完ぺきを目指さない!例えば、自分が好きな興味のある領域でできることをする。それがコーヒーならコーヒー。

大事なことは、一人一人が意識を変え、行動していくこと!

→ Bring me Shonanインスタグラムより

[chat face=”img_6718.jpg” name=”Romy” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=”maru”]散骨とか防虫剤の話とか(笑)本当にいろんな話題が出ていて面白かったんですが、なかなか文字でまとめるのはむずかしいね!

上のまとめは私の意訳も入っていますが、なんとなくでも伝われば……[/chat]

 

参加者の感想

参加者の方々がインスタに当日の感想を書いてくださったので、一部抜粋してご紹介します!(タグ付けしてくださって見つけられたもののみ)

この前Verve Coffee 鎌倉店でサステイナブル、エコに関するトークイベントがあった。
少し時間が経っちゃったけど、すごくすごく良いイベントだったからシェアしたく。

その前に、湘南に住んで良かったなって思うのは、そこに住んでる人たちの意識。
海が近いとか山が近いと自然の尊さに気付かされる。
その自然を守らなきゃいけないなと思わされる。
勿論みんながみんなそうじゃないけど、そういう意識がある人が多いし、出会いやすいと思う。

で、簡単にそのトークイベントの事を伝えると、どうしたら地球に優しく生きられるかってこと。
ビニール袋、プラスチックストロー廃止とかあるけど、それをするかしないか選ぶのも自分。
単純に考えてコンビニでジュース買うだけで袋いらないでしょ?
便利になりすぎちゃった世の中で、選ぶ事を忘れちゃいけない。
だけど必要不可欠なプラスチックも残念だけど、今の社会には存在してる。
桶を持ってお豆腐買いに行く時代じゃなくなってしまったから。

でも、出来ることはある。
うちらは選べる。

袋いりません、箸いりませんて言う。
お刺身とか豆腐とかもうパッキンされてるのに、また透明なビニール袋にいれなくてもいい。
水筒とかタンブラーを使う。
すぐ食べるなら袋に入れてもらわない。
エコバッグ持参したら節約どころかポイントもらえたりする。無印とか。

とかとか。
出来る事は大なり小なりある。
それをするかしないか選ぶのは自分。
小さい事でも塵も積もれば山となる。
本当にその通りだと思う。
だから、完璧でなくてもいいから出来ることを。
10を0にするのは無理だけど、10を9にするのは今日からでも出来る。

→ q3coさんのインスタグラムへ

 

環境・社会・経済を持続可能なものにするというと難しい課題のように見えるのですが、今ちょっとやってみたことの積み重ねで、明日になって、それが未来の状況を作っていくので、難しいことではなく意識をして行動してみるということから始まるような気がします。

クロストークでは、それぞれ違う仕事でのサステナビリティへの取り組みや現状。また、参加された方々の個々の取り組みを共有することで、自分でもできるかもという気持ちになったり、みんなで協力することでできることがあるかもしれないと思える刺激のあるイベントでした。

自分達でも日頃の生活で、出来ることがあるということを知るきっかけの場所が、今日のようにもっと身近に広まっていって欲しいなと思います。ㅤ

→ a_chappichanさんのインスタグラムへ

 

私自身の感想

海洋プラスチックごみ、気候変動、森林伐採、その他諸々の自然破壊……

ここ数ヶ月積極的に情報収集するようになり、世界で起きている問題を毎日目にしては「このままではまずい。今すぐ行動しないと手遅れになる」と日々焦りを感じています。

そんな中今回のイベントがあり、同じように「何かしたい!しないと」と問題意識を持つ方々がたくさん集まり、個人的には心が少し軽くなれた部分もありました。

その一方で、やはり悠長に構えている場合ではない!とより強く実感。

「BRING ME SHONAN」の望月が、以下のようなことを言っていて

問題は加速している。どうしたらいいかと言ったら、僕たちがスピードアップするしかない。一人一人が影響力を持つ時代だから、発信していけば大きな力になる!

いちブロガー&発信者として、こうして少しでも学んだこと・実践したことをシェアしていくことに意味があるのかなと 💡 

 

まとめ

2019年8月、鎌倉のカフェ「ヴァーヴコーヒーロースターズ」にて開催された「サステイナビリティ(持続可能性)」に関するトークイベント

概要ですが、少しは当日の様子や内容が伝わっていれば嬉しいです!

私がお手伝いしている「Bring me Shonan」は、このような環境問題に関するイベントをちょくちょく開催しています。

コーヒーを飲みながら気軽に参加できるものばかりなので、ぜひふらっとお越しいただきたいです 😉 

詳細は、インスタグラム活動内容について詳しく書いているブログ記事もあわせてどうぞ!

bringmeロゴ

 

鎌倉に住む魅力やデメリット、エコな暮らしについてはカテゴリー「ライフスタイル」へ!

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この記事を書いた人

Romy | ロミーのアバター Romy | ロミー 〜Celebration of Life〜

横浜・NY育ち。鎌倉暮らし7年半を経て2023年末に家を手放し、移動生活をスタート。2024年ピースボートにスタッフとして初乗船。「いのちの祝福」をコンセプトに、地球一つ分のパーマカルチャー的な暮らしの実験と旅をしているモバイルボヘミアン。
→ Romyのプロフィール詳細

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