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【東慶寺完全ガイド】北鎌倉の縁切り寺・駆け込み寺。季節の花々と豊かな自然が魅力!
「縁切り寺」「駆け込み寺」としての歴史が名高い北鎌倉の東慶寺は、現在では季節の花々が楽しめる花寺として人気です!
鎌倉によく見られる谷戸という地形に広がる境内は、豊かな自然に囲まれており、とても癒される空間。
境内の写真をたっぷりご紹介していきますね 😉
2019年3月8日に撮影した写真を主に掲載しています。
東慶寺へのアクセス
東慶寺は、JR北鎌倉駅から徒歩約5分。
駅前の通りを鎌倉駅方面に歩いていくと、右側に入り口が登場します。
私が訪れたのは朝だったので、まだとても静かでした。
東慶寺
- 住所:神奈川県鎌倉市山ノ内1367
- アクセス:JR横須賀線「北鎌倉駅」下車、徒歩約3分
- 拝観時間:4〜9月 8:30〜16:30、10〜3月 8:30〜16:00
- 拝観料:200円
東慶寺の簡単な歴史紹介
1285年に建立された東慶寺。
「駆け込み寺」「縁切り寺」と言われているのは、約600年に渡って女人救済のお寺だったから。
当時は妻側から離婚することができなかったため、離縁を求める女性たちが東慶寺に駆け込んだのだそうです!
また、東慶寺は文学にもゆかりが深く、境内や墓地に文学碑や文人のお墓もあります。
東慶寺の境内の見どころ
山門
階段を登ったところにある山門。
山門を入った右側で拝観料(@200円)を納めます。
山門から振り返ると、北鎌倉の豊かな自然が広がっていますよ!
鐘楼
山門からまっすぐ伸びる石畳の参道。
そのすぐ左にあるのが鐘楼。
本堂
こちらは石畳を歩いて右側にある本堂への入り口。
本堂の中には、本尊の釈迦如来坐像が祀られています。
お隣にある書院が美しい佇まいです!
ちなみに、本堂の奥にある水月堂で「水月観音菩薩半跏像」が拝観できます。(毎日9:30〜/14:30〜。要電話予約)
白蓮舎と菖蒲畑
本堂を出て石畳をさらに進むと、
左側に写経会場である白蓮舎があり、この奥には希望者以外は入れません。
写経は9時から16時まで、1,000円でできるようです!
白蓮舎と、その前のお庭に6月頃菖蒲が咲きます。
こちらはクリスマスローズですね!
松岡宝蔵
白蓮舎の向かい側、こちらの仏像の右へ進むと松岡宝蔵があります。
松岡宝蔵では、木造の聖観音立像とショップのほか、時期によって様々な展示も行われています。
建物を入って左奥にある「聖観音菩薩立像」は、入館料を払わずに見られます。
1階右側のショップにあったのは、とてもかわいらしい「花たより(文香)」。
東慶寺に咲く草花の香りを閉じ込めたのだとか!
上の写真は、2階展示スペースにあった縁切寺法の仕組みを解説した表と、実際の離縁状。
2019年2月1日から5月6日まで開催されていた「東慶寺 蒔絵展」(入館料300円)。
蒔絵って初めて見た気がしますが、とってもきれいなんですね!
墓苑
松岡宝蔵を出てさらに奥に進むと、谷戸に墓苑が広がっています。
どこも美しく手入れされていて、心が穏やかになります 🙂
右に後醍醐天皇の皇女、用堂尼のお墓があります。
階段を登っていくと
やぐらとお墓がずらっとあります。
上から見た墓苑。
こんなにお墓が美しいと感じたのは、東慶寺が初めてかもしれません!
東慶寺で見られる季節の草花
東慶寺の境内には様々な草花が植えられていて、季節問わず楽しむことができます。
いくつか挙げると
- 梅:1月中旬〜3月初旬
- しだれ桜:3月下旬〜4月上旬
- 花菖蒲:6月初旬〜中旬
- 岩がらみ:6月初旬〜中旬 ※本堂の裏で限定公開
- 紫陽花:6月中旬〜7月初旬
- イチョウ:11月中旬〜12月初旬
- 紅葉:11月下旬〜12月下旬
など……
参道に咲く梅(見頃:1月下旬〜3月初旬)
私が訪れた3月頭は、梅の花が境内のあちこちに咲いていました!
入り口前の紫陽花(見頃:6月〜)
2020年6月半ばに行ったら、山門に上がる階段のところに紫陽花がきれいに咲いていました!
残念ながらコロナの影響でお寺自体は閉まっていましたが……
まとめ
駆け込み寺としての長い歴史も興味深く、境内の美しい自然も堪能できる北鎌倉の東慶寺。
私自身は鎌倉に住み始めて2年半ほど経つのですが、今回初めて訪れ「こんなに素晴らしいお寺があったんだ!」と……
結局写真を撮りながら、なんだかんだ1時間強も1人でゆっくり過ごしていました 🙂
ぜひ時間を忘れて、のんびりと東慶寺を味わってくださいね!
その他の北鎌倉情報
東慶寺のついでに、すぐ近くの浄智寺もあわせて行くのがオススメです!
そして東慶寺と浄智寺の間にできた「ヴァーヴコーヒーロースターズ北鎌倉 ロースタリー&カフェ」で美味しいコーヒーをぜひ!