15年の結婚生活を終え、離婚して丸1年。決意の理由と40代シングルライフの現実

カフェで本を読むRomy

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これまでの記事でもチラチラと離婚にまつわる話は書いていたけど、ちゃんと1本の記事にまとめるところまではなかなか気持ちが向かず。

そろそろ別居開始から2年という節目なこともあり(離婚成立からは1年)、ようやく書いてみました!

周りの友人たちには「楽しそうだね」「充実してるね」と言われるようになったけど…… それだけではない苦しさを抱えながら過ごす日々でもあり、一言で言うなら「生きるって大変」

でも「離婚して正解だった!」と心から思うし、夫婦関係で悩んでいる人の何らかの参考になれば幸いです!

相手があることなので、必要に応じてオブラートに包んでいます
※攻撃性や決めつけを入れないよう書いたつもりだけど、あくまでもこれは私のストーリーで、偏った内容であることはご理解ください

目次

結婚から離婚までの時間軸

前情報がなさすぎるとなんだかわからないと思うので、ポイントかなと思うことだけ列挙してみました:

  • 2005年12月 入籍
  • 2006年3月 挙式
  • 2008年12月 息子誕生
  • 2015年 最初の離婚危機 → がんばってみることに
  • 2016年7月 鎌倉移住
  • 2019年 夏頃から離婚を再び考え始める
  • 2020年4月 別居開始
  • 2020年12月 離婚成立

25歳で結婚し、28歳で息子を出産、40歳で離婚。

同居が約14年半。婚姻関係にあったのは丸15年(入籍日の前日に確か駆け込みで離婚届を提出してきました!笑)。長かったなぁ……

離婚を決めた理由

上にあるように大きな離婚危機が2015年にあって、一応それを乗り越えて心機一転!横浜から鎌倉に引っ越してきた私たち。

離婚危機に伴う心身の痛みを鎌倉のゆったりペースと自然で日々癒しながら、近所にお気に入りのカフェができ、友だちが増えていくにつれて、だんだんと元気を取り戻していき……

鎌倉暮らしが楽しめるようになって満喫していたところ、とある事件が勃発してはたと気づいた。

この人といる限り、自分が自分でいられない。萎縮して、我慢して、無理をし続けることになる。

そう確信し、離婚を決意した。ざっくり言うとこんな感じかな?

振り返って思うのは、すでに結婚式の前から関係性は悪くなっていて、その後もちゃんと改善策を取ろうと話し合うこともなく、なんとなくやり過ごし、不満や恐怖、不信感は積み重なっていたなということ。

もちろん仲良くやっていた時期もあったし、15年間が全て地獄でした!なんて言うつもりはない。

鎌倉移住後はしばらく家族3人で楽しく過ごせていたし、海外旅行に行ったときの様子もこのブログでたくさん紹介している。

でも、家族との穏やかな関係の構築を優先させたあまり、私自身をどこかに置き去りにしていた

夫に何を言われるのだろう?どう思われるのだろう?そう怯えながら生きていくのはもう無理!と思った。

2015年の離婚危機では、別れたところでどうやって生きていけばいいか全く見当がつかなくて、踏み込めなかったのもあった。

でも今回は息子もだいぶ大きくなったし、経済的不安はあったものの、心の支えとなる友人や仲間にも恵まれ、「どうにかやっていける!むしろ明るいイメージが湧く!」って思えたんだよね。

別居を始めてから(2020年4月〜)

Romy

諸事情により息子はパパと同居のまま、私1人が家を出て別居することになり、慌てて家探しして引っ越し(ゴタゴタの部分は省略)。

とにかく怒涛の日々で、感情の起伏が激しかった気がする。

  • 恐ろしいものから逃れられた、身の安全が確保できた安堵感
  • 夜寝られるようになったし、健康状態が改善
  • 自由、解放感を謳歌!好きなことができて楽しい!
  • これから私の人生どうなるの?という将来への漠然とした不安あり
  • 1人になった。どうしよう?今までにない孤独感に襲われて夜よく泣いていた

まだ離婚のプロセスの渦中にいたからその大変さとも闘っていて、話が行ったり来たりするから相手に翻弄されている感じで、はっきりしない・宙ぶらりんの状態。

仕事はコロナもあって少なくなり、給付金でなんとか食いつないでいた。

全体としてはヒーリングのプロセスにいたように思う。幸せな家庭が築けなかった嘆きもあったし、アメリカのドラマ「THIS IS US 36歳、これから」を見ながら号泣したり笑

新しい出会いもあり、周りの友人たちにもたくさん支えられ、自分を少しずつ取り戻していく1年間だった。

夜に友だちと飲みに出かけられるだけでもすごく新鮮だったし、思い立って箱根1泊旅をしてみたり

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ギフトエコノミーサークルやBliss講座もあったなぁ。

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当初からの元夫の希望通り、親権は彼に渡った。

これに関してはもちろん複雑な気持ちがたくさんあるけど、息子とはこの時期週の半分くらいはなんだかんだ一緒に過ごしていて、そこまで寂しくならずに済んでたかな?

お腹の中にいるときからずーっと、毎日毎日一緒にいるのが当たり前だった息子。

まさか彼と別々に暮らす日がこんなに早く来るとは思ってなかったけど、ある意味一番かわいい時期にそばにいられて(大変だったけど笑)、ここからはいいとこ取りできるかも?という前向きな捉え方をするようにしていた。

私が1人で動き回れる自由を手に入れたとも言えるし、世間的には親権が父親に行くパターンは少数派だけど、まぁやってみるしかないなと。

ちなみに、まだ結婚している状態ではあったから「さぁ久しぶりに恋愛するぞ!」とはいかず笑

そもそも男性への不信感、結婚という制度への疑問が強く、恋愛モードに入る余裕もそこまでなく、ひとまず世の中にはどんなパートナーシップの形があるのだろう?と情報収集していた(基本まじめ笑)。

離婚が成立してから(2021年1月〜)

入り口にて

何とか離婚成立!ふぅ!

気持ちのアップダウンはだいぶ落ち着き始め、全体的には安定してきた。と同時に、厳しい現実を目の当たりにし、1人で生きていく大変さを痛感した1年だったかな……

楽しい、充実していた出来事については下記記事にまとめてあって

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仕事面では必死に新しいことにチャレンジして形にするところまではやってみたけど、続ける気力が湧かずやめたものもいくつか。

スクラップ&ビルド。作っては壊し、作っては壊し…… 仕事に関しては試行錯誤ばっかり!

自分で仕事を作っていく難しさをひしひしと感じたし、「やっぱり向いてないんじゃない?」と自己嫌悪や自己卑下に陥る瞬間も度々あり。

いや、実際にビジネスには向いてなくて笑、お金がなくても幸せと豊かさが循環する社会にするにはどうしたらいいんだろう?って考えがベースにあるから仕方ない……

そしてようやくオープンに新しい恋愛ができるようになり、友人曰く私は「恋愛市場」に戻ったらしい笑

この1年の恋愛ネタは、またいつの日か別記事で書くかもしれないけど、とにかくいろいろ試してみたって感じかな?

いやーもうね、もともと恋愛経験少ないまま結婚したし、15年間も結婚生活を送っていたわけで、勝手がわからなすぎるよね…… 大変!

でもお試しのおかげで、だいぶ自分が求めている関係性がわかってきたし、男女のコミュニケーションの難しさも再認識したし、恋愛も日々実験、試行錯誤!

思っていた以上に恋愛への前向きな気持ちが湧いてきたし、むしろ私ってけっこう恋愛体質なのか?と思い出したり、まぁ楽しいっちゃ楽しかった♡

40代からのシングルライフの現実

そんな別居から離婚を経て、シングルライフに突入した私。実は実家暮らしからいきなり結婚したから、一人暮らしが初体験!

この約2年をざっくりまとめると、日々の中に喜びや楽しさがはるかに多くなって充実している!やりたいことをさほど躊躇なくできるし、行動の制限が少ない。

その代わり、常に経済的な不安を抱えていて落ち着かない。本当に、ときどき、何とも言えない不安と恐怖に襲われて、自分がどうしたいのかわからなくなることがある。

結婚していたときは、良くも悪くもある程度先が決まっていたから。枠組みの中にいる窮屈さはあったけど、余計なことは考えなくてよかったしね(考える余地なしとも言う)。

その枠組みが取っ払われ、遅ればせながら人生で初めて、本当の意味で「自立」の道を歩み始めたのかも。

正直言うと、なんて世の中って厳しいの!って何度も思った。

結婚して出産してからもずっとフルタイムで働いてきた女性だったら、離婚しても経済的な心配は少ないかもしれない(もちろんそういう方々にはまた違う苦労があるのだろう)。

でも専業主婦になっていたり、子育て中はパートや、私のように家計は支えているけど1人で生きていくには足りない微妙な稼ぎだった女性は、離婚後がキツイ……

「さぁこれからは1人でなんとかやっていきなさい」といきなり荒波の中に放り出された感覚。

養育費や手当はもらえていたとしても、息子を引き取ってシングルマザーとしてやっていくのは大変だったかもなぁと今は思う。まだ私1人だから、なんとかなっているような?

逃げたくなるときもあるし、「もはやこれは婚活か?」と頭をよぎることも最近あったけど、どうやら神様だか宇宙が「もうちょっとその調子でやってごらん♡」と言っているような気もする笑

でもやっぱりもう少し「安心」「安定」がほしいから、毎月安定的な収入が得られる仕事も増やしたいなと思っているところ。

家賃やら光熱費、保険などの一般的な固定費だけでなく、養育費という大きな負担もあるから大変……

離婚してよかったかと聞かれたら、間違いなくYES!

鎌倉の夕焼け

YES!!!!これは疑いようがない。よかった、の一択!

生きていく大変さは日々痛感しているけど、自分を押し殺して生きることと比べたら断然今の生活を取る。

実は2015年の離婚危機のとき、心身がぼろ雑巾のようになっていて、アトピーがひどくて生きている心地がしなかった。

だからそれ以来はひたすら「自分を大事にする」「自分の人生を生きる」「自分の命をいかす」ということを意識して過ごしてきたし、その結果が離婚で悔いはない。

どうやら2022年の私は、数秘のパーソナルイヤーで言うと「①始まりの年」。つまり去年、2021年は「⑨完了の年」だったらしい。

確かに振り返ってみると、去年はまだまだ苦しい手放しをしていて、年末あたりからようやく抜け出した感あり!

別居して離婚したからって、そんなにいきなりアゲアゲになれるわけがないよねー!それまでの苦しみの積み重ねがすごいんだから……

焦らず、自分を大切に、1日1日を過ごしていきたいと思う。

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この記事を書いた人

Romy | ロミーのアバター Romy | ロミー 〜Celebration of Life〜

鎌倉在住7年半を経て2023年末に家を手放し、ピースボートの2024年春クルーズにスタッフとして乗船。現在バリを拠点に、リジェネラティブな暮らしを探求しているモバイルボヘミアン。世界の多様性と美しさを伝えつつ、環境破壊を始めとするさまざまな問題提起も発信を通じて行っています。
→ Romyのプロフィール詳細

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