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鎌倉駅での「かながわ海岸美化財団」の展示紹介。海岸にあふれるごみについて考えてみよう
鎌倉在住の私は海が大好きで、毎日のように近所の海岸に行って写真を撮ったり海に入っています。
でも、砂浜を歩いているといつも気になるのは様々なごみ……
これから夏休みに入り、海水浴でビーチを訪れる人が増える時期。一度立ち止まって、海岸のごみについて考えてみませんか?
「かながわ海岸美化財団」の鎌倉駅での展示紹介
鎌倉駅の東口と西口をつなぐ高架下があって、そこでは毎週様々な団体や学校の活動報告・作品などが展示されます。
今日通ったらかながわ海岸美化財団という団体のコーナーになっていて、神奈川の海岸にあるゴミの現状について展示されていました。
一部のパネルを撮ってきたので、ご紹介します。
「波打ち際に並ぶタバコ」
もちろん砂浜に捨てていく人もいるけど、それよりも街中にある道路脇の排水溝にポイ捨てられたタバコが、雨水とともに流され、海岸に打ち上げられたとか!
「海岸のごみはどこからきているんだろう」
海岸のごみの70%が川から流れ着いたものだそうで、雨が降ると街にあるごみが雨水と共に流れて海にやってくるとか。
「海岸が汚いということは私たちの社会がそれだけ汚いということ」と書かれています。
「花火大会翌日の海岸はごみ捨て場」
でも唯一、海岸がほぼ放置ゴミ100%になるのが花火大会のあと。
うちわや飲み食いしたゴミ、レジャーシートなどもそのまま捨てて行かれているそうで、砂浜が見えないくらいだとか(泣)
その他、打ち上げられたクジラやアカウミガメなどの生き物をどのように処理しているのか、などのパネルもありました。
人々のモラルはどうなっているのだろう?
やっぱり川や海に落ちているごみって、そこに捨てられたものももちろんあるだろうけど、街から流れてきたものが多いんですね 🙁
日本は街がきれいなほうかと思っていたけど、これだけ多くのごみが海岸に漂着しているってことは、見えない場所に捨てている人が多いってこと?
確かに茂みの裏だったり、それこそ排水溝や、あまり人通りのない路地裏などに捨てられたごみを見かけることはあるなぁ……
さすがにポイポイどこにでも捨てることはしないかもしれないけど、
- 「人に見られてなきゃいいや」
- 「他の人もやっているから私もやっちゃおう」
みたいな心理が働くのだろうか?
「そのごみはあなたの目の前からは消えたかもしれないけど、こうして川から海へと流れて行っているんだよ!」と、平気で捨てている人に知ってほしい。
そういう意味では、この「かながわ海岸美化財団」のように多くの人が通りかかる公共の場に掲示するのは意味がありますよね!
(ごみを捨てるような人の目に留まるかどうかは微妙)
7月19日には鎌倉花火大会が開催されるけど……
いよいよ再来週は鎌倉の花火大会だけど、翌日の海岸を想像するとなんだか泣きそう。
去年の開催時はまだ鎌倉に引っ越していなかったので、今年初めて海岸まで行って見られるんだけど、ちょっと怖いな……
噂には聞いていたんですけどね、地元の人は実は花火大会の開催を嫌がっているなんてことも。(2017年は鎌倉花火大会が中止になるかも?という騒動があったし)
そりゃ、いつも利用している海岸がごみだらけになっていたら嫌だな。
ゴミを持ち帰るなんて当たり前すぎることじゃないの?砂浜はゴミ捨て場じゃない!レジャーシートや浮き輪もそのまま放置して帰るって、一体どういう神経をしているんだろう?
鎌倉だけでなく、これから神奈川、そして全国各地で花火大会が開催される季節です。
花火を見ながら仲間とワイワイ騒いで楽しむのはいいけど、自分たちが出したごみは責任を持って自宅に持ち帰ろう✨
ビーチクリーンに参加してみよう
美化財団によると、神奈川では年間約16万人のボランティアの方が、ビーチクリーンに参加されているとのこと。
でも、それではまだまだ足りないくらい、ごみは日々各地の海岸に漂着するんですね……
ビーチクリーン、私も今年はもっと積極的に参加しようと思いました。
個人的にやっても、団体の活動に参加するのでも、どちらでもOKだから、参加しやすい形でできるといいですよね。
しかも財団に申請すると、そのためのごみ袋やトングなどの支給もしてもらえるみたい!
私はかながわ海岸美化財団の回し者ではないけど(笑)こういう活動はどんどん広めていって、もっと多くの方にごみの現状について知ってもらいたい。
そして「一人一人が自分のごみは自分で責任を持って捨てる」。そんな当たり前のことができる世の中にしたいと思い、紹介しました。
海が大好きな人は多いと思うんです。そしたら、自分たちの手でその大好きな場所をもっときれいにしませんか?
湘南エリアのコーヒー屋さん発の取り組み「Bring me」をご紹介!カフェにマイタンブラーを持参して、使い捨てカップごみを減らしていきませんか?