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自分の適職がわからず仕事に悩んだら「ストレングスファインダー」で生まれながらの才能を明らかにしよう!
「弱みを克服するのではなく、強みを磨いて高めていこう」と昨今一般的に言われるようになったけど、「そもそも私の強みって何?」って思いませんか?
そんなときに役立つのがストレングスファインダーという自己分析・性格診断ツール。
ストレングスファインダーは180の設問に答えていくことで、34個に分類された資質から最も強い5つの資質がわかります。
被験者の無意識の反応を誘発するようにできていて、直感で答えられるよう各質問は20秒以内に答えなければいけないという制限時間が設けられています。
合計30〜40分くらいかかるので、時間に余裕があるときに受けるのがオススメ!
診断結果はプライベートにももちろん十分活かせる内容ですが、特にビジネスシーンで活躍するための大きなヒントが得られますよ♪
私は7年くらい前に診断を受け、最近今後の仕事に悩む中ストレングスファインダーを思い出して改めて本を読み直してみたら、ただ結果を出して満足していたなと(笑)
「強み」というものを誤解していたことも発覚したため、自分自身の理解度を深めるためにもブログ記事にまとめることにしました!
本に書かれている「強み」「才能」に関する基本的知識と、私自身の診断結果をシェアします。
「もっと自分の強みを活かして働きたい」「自分の適職を知る手がかりがほしい」そんな方はぜひ参考にしてみてください!
ちなみに私の上位5つの強みは「共感性」「成長促進」「最上志向」「未来志向」「ポジティブ」です 🙂
※私が持っているのは2001年に出版された旧版の『さあ、才能(じぶん)に目覚めよう―あなたの5つの強みを見出し、活かす』になります。そのため、記事内の文章は全てそこから引用していますのでご注意ください!
ストレングスファインダーに書かれている「才能」「強み」とは
まず「才能」とは何か?ですが、本の裏表紙にこのように書かれています。
才能とは、無意識に繰り返される思考・感情・行動パターンであり、何かを生み出す力だ。たとえば、頑固さ、神経質といった欠点さえ、それが力を生み出すなら「才能」となる。才能はだれにでも必ずある。
引用元:『さあ、才能(じぶん)に目覚めよう―あなたの5つの強みを見出し、活かす』(裏表紙、およびp.56にも詳しくあり)
「才能」って何となく特別なもののように思いがちですが、誰にでもあるものなんです!
ポイントは「無意識に繰り返される」という点。自然とやっていることだから、自分ではなかなか気づけないんですよね……
だからストレングスファインダーのようなツールを使って、客観的に分析するのはとっても有効です 😎
そして「技術」と「知識」を使ってその天性の才能に磨きをかけると、「強み」になります。私が診断を受けたときに見落としていたのは、まさにこの点!
そもそもストレングスファインダーでわかるのは、強みになる可能性のある才能であって、そのまま放っておいたって強みにはならないんです……
だからツールの診断結果を見て満足するのではなく(汗)、どんどん磨いていきましょう!
またもう1点注意が必要なのは、もともとの才能がなければ、いくら努力しても大きな成長は見込めないということ。
ダメージコントロール(=弱点を克服しようとすること)は失敗の回避にはなっても、高みにのぼることはできないんです。
天賦の才なしで訓練を重ねると、進歩するどころか燃え尽きてしまう危険がある
〜中略〜
それがどれほど消耗的なことか、弱点の克服ばかりに重きを置いている企業の多くが理解していない。
引用元:『さあ、才能(じぶん)に目覚めよう―あなたの5つの強みを見出し、活かす』(p.70)
これって思い当たる方は多いのではないでしょうか?そもそも一般的な義務教育がまさにこれですよね。
一人一人が持つ才能を見出して伸ばしていくのではなく、みんな同じカリキュラムに沿って学び、まんべんなく優秀な点を収めるように指導される。
突出した教科があっても、それをさらに伸ばすのではなく「不得意な科目をなんとかしなさい」って言われるじゃないですか 😥
でもやってもやっても苦手なものは苦手!いや、本当に辛い……
そんな学校教育そのものもどうにかしたいところですが、社会人になった私たちとしては過去を嘆いても仕方がないので……
仕事においても同じことを繰り返して、無駄なことに時間と労力を使うのはもうやめませんか?
どうやって自分の才能を見つけるのか?
もちろんストレングスファインダーを受ければいいのですが(笑)本には、日常生活の中でどうすれば自分の才能に気づけるのかも書かれています。
まず基本となるのは、先ほどの繰り返しになりますが
才能を見つけるためにまず最初にやるべきことは、さまざまな状況下で自分は無意識にどのような反応をしているか、自分自身をよく観察することだ。
引用元:『さあ、才能(じぶん)に目覚めよう―あなたの5つの強みを見出し、活かす』(p.78)
それ以外にもさらに3つの方法が紹介されているので、簡単にまとめますね!
- 「切望」:特に幼い頃に表面に現れやすく、何かしら制約があって実現できていないけど、長い間胸に秘めている願望もそれにあたる。
- 「習得の速さ」:新たな技術を学び始めたとたんスイッチが入り、初心者特有のぎこちなさはすぐなくなるもの。
- 「満足感」:何かをしているとき、「これはいつ終わるか」と考えるのではなく、「いつまたできるか」と考えているなら、それを楽しみなんらかの才能を活かしている。
これらは、自分自身の過去や現在の状況をよーく分析すれば、ある程度発見できるのではないでしょうか?
個人的には、③を読んで笑っちゃいました…… 「あーもう、これいつになったら終わるんだ!!」って思いながらやっている仕事、あるある 🙁
逆に自分の才能を活かせていることは、気づけば夢中になっていて時間が過ぎていることなんでしょうね!
わかった強みをどのように活かしていくのか・注意点
ここで私が再び声を大にして言いたいのは、ストレングスファインダーの診断結果が出て終わりではなくて、それらを知った上でどのように磨いていくかが大事なんです!
天賦の才を見つけ、それに焦点を合わせ、実践と学習を通して、常に完璧に近い成果を上げるための武器に仕立て上げるのは、ほかでもないあなた自身の仕事だ。
引用元:『さあ、才能(じぶん)に目覚めよう―あなたの5つの強みを見出し、活かす』(p.189)
以前ストレングスファインダーをやったとき、結果を見て「へ〜ほ〜」と思って終わった記憶があります……
具体的にそれらをどのように使っていくか、高めていくのか、まで落とし込めてませんでした 😯 それに気づいて、今回改めて読み直すことにしたんです……
いくつか注意点があるので本より抜粋しておくけど、詳しくはぜひ読んでみてください!
- 5つの資質の順位にはさほど意味がない(=全てが何の助けもなく発揮される、天賦の才である)
- 資質の言葉そのものや説明が必ずしもピタッと自分に当てはまるとは限らない
- 人を簡単にタイプ分けすることはできない
- 資質自体は一生変わらないが、新たな知識と技術を身につけることで、新たな分野で活躍できる可能性はある
- 弱点を無視するのではなく、うまく対処する方法を見つける
ストレングスファインダーの診断結果:私の場合
ここからは、実際に私の強みとなりうる才能トップ5のざっくりした特徴と、それらがどういう場面で現れているかを考えてみたのでご紹介していきます!
①共感性
「共感性」の特徴
- 周囲の人の感情を察することができる
- 自分の気持ちであるかのように感じられる
- 人が感じていることを表現する手助けができる
「共感性」がトップに出てきたのは多いに納得!というのも、最近私は「HSP(人一倍敏感な人)」気質であるということが発覚したんですよね。
このHSPという気質を持っている人は、共感性が高くて人の影響をとっても受けやすいんです。だから私はいわば共感性の塊のような人間なのではないかと(笑)
※ストレングスファインダーで「共感性」がトップ5に入っているからと言って、全ての方がHSPであるわけではありません!
「共感性」はどこで活用できているかなと考えてみると、もしかしたらナレーションの仕事で発揮しているのかもしれません。
ディレクターさんの意向を汲み取ったり、映像や音楽から得たインスピレーションによって自分の声を表現していますね。
あとは、ベリーダンサーとしてパフォーマンスをしていたときも、曲の世界観に入り込んでそれを体で表現していました。
ただ、「共感性」という才能を人との関わりであまり活かせていないなぁ…… これはもったいないのではないかと思いました。
実はずっとカウンセラーやコーチといった仕事に興味があったのですが、まさにこの「共感性」が活かせる仕事だしチャレンジしてみようかな?
②成長促進
「成長促進」の特徴
- 人の潜在的な可能性を見抜く
- 人の可能性を伸ばして成長させ、成功を経験させる
- 小さな成長の兆候が原動力であり、強さと満足を与えてくれる
トップ5の中で一番仕事にこれまで活かせていたと感じたのが、この「成長促進」。
10年ほどベリーダンスインストラクターとして活動していましたが、そこで発揮していたのがまさにこの資質でした!
私は基本的に大勢の生徒さんに教えるのは得意ではなく、常に少人数制のクラスを貫いてきました。それはきちんと一人一人の成長に気づき、伸ばしていきたかったからなんです。
生徒さんが一つのベリーダンステクニックを以前よりできるようになったり、振付を覚えられたりしたときの喜びは本当に大きいものでした!
2017年からは活動休止していますが、スクール経営や集客がうまくいかなかったものの、教えること自体がイヤになったのでは全くないんですよね……
ストレングスファインダーの結果を見て、教えることには才能があることがよくわかったし、だからそこに情熱を注げたんだな〜と納得。
やはり何らかの形で、これからも人の成長を促せる仕事がしていきたいです 🙂
③最上志向
「最上志向」の特徴
- 強みを平均ではなく最高のものに高める(自分も人も)
- 強みを探し見つけたら、それを伸ばし、磨き、優秀さへ高めずにはいられない
- 持って生まれた天賦の才能を最大限に利用したい
これも私の価値観としてかなり強く持っているものでした!
「強み」「個性」といったものを人の中に見出すと、なんとかしてそれを伸ばしていきたいと思っちゃいます(勝手に 笑)。
逆に誰かが強みを活かせずにいる姿を見ると「あ〜〜〜もう!そんなのやめちまえ!」と思っちゃうんだよなぁ(これも勝手に 笑)。
ちなみに仕事において、どれだけ自分が成長できたとしても報酬が上がらない仕事はやる気が出ず、成果報酬型のほうがはるかにスイッチが入りますね!
時給制で働くのもやはりモチベーションを上げるのがむずかしくて、それも最上志向的発想から来ているのかも?と思いました。
少し前にTwitterでストレングスファインダーブームが巻き起こっていたとき、「ブロガーは最上志向が多い」って話で盛り上がってましたね!
ブロガーの時点で『最上志向』を持ってる確率が高い。
そういう人は遅かれ早かれ、日本の組織から出て行くと思うな〜。https://t.co/fPukSOb45I— A1理論はミニマリスト (@A1riron) 2016年10月19日
私は社会人になって早々に「ムリ!!」ってなって、組織から出ました(笑)
今は組織にもお世話になっていますが、どっぷり浸かるのはやっぱり厳しいかもなぁ……
最上志向は「もっと自分の強みを発揮しようよ!」というノリなので「プロブロガー」向きです。
ブロガー向きかどうかではないので、最上志向がないからブロガーに向いてないかもと心配する必要はないです。
私も最上志向なので、相談を受けるとその方の強みを引き出すことばかり考えます(*’ω’*)
— クロネ@趣味ブロガー (@kurone43) 2017年12月27日
プロブロガー向きなんですね…… なるほど。
少なくとも私はこのストレングスファインダー記事を書くのに何時間かけてるんだ??ってくらい、「強みを伸ばす」系の話が大好物です 😆
そして「人の強みを引き出して高めていく仕事がしたい」という思いもずっとありました!
④未来志向
「未来志向」の特徴
- 未来に何ができるかというビジョンを細かく描くことができ、それを心に抱き続ける夢想家
- 未来のビジョンがエネルギーの源
- 人々に未来のビジョンを伝えることで、彼らにもエネルギーを与えられる
間違いなく夢想家です(笑)
未来のビジョンを思い描けたから、「この人と絶対に結婚する!」って夫に対してかつて思ったし、マイホームを売ってまで鎌倉に引っ越してきたときも、「鎌倉で絶対楽しい生活が送れる!」とイメージできていたし……
少なくともプライベートにおいては、私が思い描いたビジョンによっていろいろ決まっていると言っても過言ではないはず(笑)
⑤ポジティブ
「ポジティブ」の特徴
- 陽気で活発、楽天的、情熱的
- 人をよく褒め、どんな状況でもポジティブな面を探す
- 生きていることはすばらしい、仕事は楽しいものにできる、という信念を持つ
これも自分をまんま表してます(笑)
仕事は苦しい思いをしてでもやるべきではないと思っているし、常に楽しさを求めているし、根底に「人生はすばらしい!」という思いがあります。
「ポジティブ」という資質は私の生き方の基盤となっているなぁ♪
というわけで、才能トップ5はどれも「納得!」の結果でした。
ベリーダンスを教えなくなってから日々に物足りなさのようなものを感じていたのは、「成長促進」が活かせていないことが大きな原因だったのかも?
あとは「共感性」も使ってないし、やっぱりもっと人と関わっていきたいんですよね 🙂
ストレングスファインダーの受け方は「書籍」「電子書籍」「アプリ」
さて、最後にストレングスファインダーの受け方もご紹介しておきますね!
書籍を購入する
本(1,944円)を購入すると一冊ごとに異なるコードが裏表紙に印字されているので、それを日本語版の公式サイトに入力するとトップ5の診断ができます。
※中古本では診断できないのでご注意ください!
電子書籍を購入する
Gallupの公式サイトから電子書籍版を購入することもでき、その場合はトップ5/US$19.99になります。
上のスクショの中央にある「完全なプロファイルの6〜34の強みを明らかにする/US$69.00」は、書籍の場合もあとから追加できます!
最初から一気に全34の強み診断をする場合はUS$89.00ですね。
アプリをダウンロードする
アプリ版のストレングスファインダーも誕生したようで、アプリ内課金で同じくトップ5診断(2,400円)/アップグレード(8,400円)全34の診断(10,800円)ができます。
ただ、若干アプリは割高だということと、見てみると残念ながら酷評です 😯
「どこを押しても無反応」「データが全て消えていた」など書かれているので(しかも2017年10月頃の口コミ)、今のところあまりアプリ版は良くなさそうですね。
- 私自身が書籍版で診断した
- 数年ぶりに読み直すときにも、書籍のほうが読みやすいし手元に置いておける
といった点から、個人的には書籍が一番オススメではあります 😛
まとめ:強みを活かして強固な人生を築いていこう!
自らの最強の武器となるこの才能を把握し、必要な技術と知識の助けを借りて才能を磨けば、だれもが強みを活かした強固な人生を築くことができる。
引用元:『さあ、才能(じぶん)に目覚めよう―あなたの5つの強みを見出し、活かす』(p.73)
自分の5つの資質に集中して磨き上げ、活用していくことで、「自分らしい」強固な人生を生きることができます。
何よりも、人それぞれちがった資質を持っているにも関わらず、それらを活かさずに人生を終えるなんてもったいない(← まさに「最上志向」的発想)。
そして自分の真の価値を理解できれば、周囲の人一人一人にも独自性があるということがわかり、他の人の価値も認めることができるようになりますね!
もしまだストレングスファインダーを受けたことがない方は、受けてご自身のこれまでを振り返ってみつつ、今後の仕事も見直してみてはいかがですか?
私の場合は:
「ポジティブ」をベースに置きながら
「共感性」で人に寄り添って気持ちを理解し
「未来志向」で未来のビジョンを描き
「成長促進」でその人の潜在的な可能性を見抜いて成長を促し
「最上志向」で最高のものに高めていく
そんな風に人と関わっていくことを仕事にしていきたいと思いました!
最後に、仕事において何が自分にとって大事かを見極め、無駄を省いてエネルギーを集中的に使っていくのもとても大切!
そのための考え方や技術については「30代後半・人生の折り返しに突入?な今「エッセンシャル思考」を身につけて悔いのない人生を生きよう」をチェックしてみてくださいね。