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【実践!アーバンパーマカルチャー2022⑤】初のフェスは大盛況!都会にいながら自然とつながろう
自由大学主催、東京アーバンパーマカルチャー(TUP)のソーヤー海くん&ガーデナーの石田紀佳さんが教授を務める「実践!アーバンパーマカルチャー2022(11期)」が11月に無事終了。
9期からスタッフとして参加している私は、9ヶ月にわたる11日間講座の様子をこのブログでちょくちょくご紹介してきました。
すっかり時間があいて2023年になってしまったけど…… いよいよ今回は、10月に初開催した「アーバンパーマカルチャーフェスVol.1」、そして11月の最終回の様子をお届け!
これまでのレポは下記をご覧ください。
第10回 10/30「アーバンパーマカルチャーフェスVol.1」
フェスの内容
パーマカルチャーとは、70 年代にオーストラリアで生まれた、「Permanent(永続的な)「Agriculture(農業)」「Culture(文化)」をあわせた造語。持続可能な生活・文化・社会のシステムをデザインする知恵のこと。これを都市で実践するのが「アーバン(=都市)パーマカルチャー」
「都市から田舎に移住しようって話?」「自然は大切にしたいけど、都市の生活は捨てがたい…」と思ったそこのあなた!NO NO!あなたが今生活しているこの都会で、毎日の生活の中でできることがたくさんあります。今回のフェスを機に、第一歩を踏み出してみませんか!?
自由大学「実践!アーバンパーマカルチャーデザインコース」の教授ソーヤー海(共生革命家/東京アーバンパーマカルチャー創始者)、石田紀佳(キュレーター/手仕事研究家)、そして、個性豊かすぎる(!)受講生 18 名。今年の 3 月から、「都市を耕し消費者から創造者へ。地球で豊かに暮らすデザインを学ぶ9ヶ月の冒険」をテーマに学んでいる。みんなそれぞれの「真の豊かさ」を探求中
<プログラム>
11:00 屋上ガーデン見学&ミミズコンポストのはなし
12:00 もちよりランチ(一人一品シェア形式・なくなり次第終了)
14:00 受講生それぞれの企画
・永田町産ハーブ蒸留スプレーづくり
・種の交換会
・焙煎コーヒー&ヴィーガンスイーツ
・ミニヒーリングセッション
・屋上ガーデン瞑想 …その他たくさん
15:00 ソーヤー海スペシャルトーク with ゲスト
☆鈴木菜央 (Greenz.jp/武蔵野大学)
☆藤井麗美(TUP/Kamakura Urban Permaculture)
☆近藤ヒデノリ(University of Creativity/Urban Farming)
当日の様子
お客様をお迎えする前に、受講生でフェスの準備!担当が決まっている人たちはそこのセッティングをし、そうでない人たちはできることをそれぞれ手伝って。
講座の最初に必ずやっている屋上チェックインもして、ゆるゆるしつつもみんなと心を合わせる時間を。
そして開場前から少しずつお客様が集まってきた!まずはみんなで屋上へ行き、のりかさんがガーデンの植物たちの説明を。
その後は、受講生によるミミズコンポストのレクチャー。彼女のミミズ愛とコンポスト知識は本当にすばらしくて、みんな釘付けでした!
教室に戻って、ポットラックランチ。
受講生とスタッフだけでなく、お客様もおかずやおやつを持参してくれて、とってもバリエーション豊かな持ち寄りごはんに。
いただきますの前に、簡単な自己紹介の時間も。講座の卒業生、受講生のお友だち、パーマカルチャーに興味がある方、大学生など、いろんな方々にお越しいただきました!
午後はまずのりかさんによるローズマリー蒸留水のスプレーづくりとレクチャー。
受講生によるプレゼンでは、それぞれがこの講座で学んだこと、実践してみたことなどを発表。(コンポストを始めた、石油スキンケアをやめた、自社でゴミゼロを目指し始めた、シェア苗をやってみた、など)
最後は海くんと仲間たちによるパーマカルチャートーク!
トークが無事終了し、みんなで再び屋上に行って夕方のチルタイム〜〜
受講生がフェスの間ずっと描いてくれたグラレコ(グラフィックレコーディング)と写真を撮ったり、お客様にメッセージを書いてもらったり。
お客様も受講生もスタッフも、みんなそれぞれの楽しみ方ができた1日だったのでは?
本当にフェスを開催できるのか不安になることも多々あったけど(きっと私だけではないはず笑)、初のアーバンカルチャーフェスが無事終了して嬉しかった!
第11回 11/27
屋上でチェックイン、ティーツリー&さつまいもの大収穫!
最終日も恒例の屋上チェックイン。あとで草木染めをするため、ティーツリーをみんなで収穫したり、植物の様子をチェック。
そして葉っぱが生い茂っていたけど、果たして土の中にさつまいもはあるのか……??ドキドキしながら掘ってみると、次々に出てくる!みんな大喜びの大収穫!
のりかさんがその場でさつまいものツタを使ってリースづくり。いつもチャチャっとそこにある草木でリースを編む姿を見ると、こうやって日々植物と触れ合い、暮らしを作ってきていて素敵だなーと思う。
講座を振り返って。みんなの発表
教室に戻って。3月に始まった9ヶ月に渡るこの講座。みんなは生活にどんな変化があった?どんな収穫があった?発表の時間。
ちなみに海くんが改めて強調していたのは、以下のこと。
心や関係性にフォーカスしたパーマカルチャーをやっている。なるべく自分の心と自然とつながる時間を持とう。自然を生活の中に取り入れて、余裕を増やすこと。
そしてみんなの発表から出たことをご紹介!
- やめることをもっとしていきたい
- 事業として農業をやりたい
- 意識の変化があった
- 土があればみんながつながりやすいかも?コミュニティで取り入れられるといいな
- 心地よい世界が知れたのがよかった
- 自分が信じている道をまっすぐ進んでいる人たちに勇気をもらった。小さいことから始める、ということも
- もっと都会の屋上をガーデンにしていきたい!エネルギーはあるんだから、もっといかしたい
- 自分という資源をいかしたい
- 半農半X(テレワーク)とか追求していこうかな?
- ガチパーマカルチャーとアーバンパーマカルチャーを学び、そこの中間地点を探りたい
- リサイクルゲリラガーデニングを提唱していきたい
- アーバンパーマカルチャーを実践するには、発想の転換が必要かも?
- フェスで、素の私で、笑顔で楽しめたのが何よりの収穫!
- ミミズガーデンを作って交流の場にしたい
- モンゴルの土地で何かしたい
- 何もできなくてもいいと思えた
- プロフェッショナルじゃないけど。みんなそれぞれにやるべきこと、やれることがある
ポットラックと草木染め、表彰式
教室でティーツリーの草木染めの準備。鉄焙煎で、木酢液と古釘で鉄分が出るそう。草木染めした服を身につけると、身体が温まるのだとか!
みんなで最後のポットラック。海くんがいすみで仕込んできたパン、永田町の道端で拾った大きな果物、そして昆虫食を持参!
屋上に行って草木染めがどうなったか広げてみると、きれいなグレーに染まっていた!このあと人数分にカットしてお土産に。
さつまいもが植えられていたところには、受講生の1人が持ってきてくれた玉ねぎの芽(だったかな??)を植えて。
教室に戻って少しワークをしてから、最後に表彰式を。みんな9ヶ月お疲れ様でした!
最後に
2022年の「実践!アーバンパーマカルチャー<デザイン編>」、講座の様子をご覧いただきありがとうございました!
これまでより日数が増え、千葉県いすみ市の平和道場に行ったりフェスを開催したり、とイベント的な1日も多かった2022年。
そして学びの場である自由大学の永田町キャンパスの屋上ガーデンは、受講生が協力して講座以外の日に水やりに行くなど、みんなとっても積極的に参加していました。
もちろん9ヶ月の間にそれぞれの人生ではいろんなことが起き、講座に来れないときもあれば、辛くてもなんとか来てみたり……
大変なときにも支え合える関係性、安心できる場所になっていたのではないかなーと見ていて感じた。
私自身にとっても、毎月この講座があることはいいリズムに。どうしても気づくと日常に忙殺されがちだから、パーマカルチャー講座で少し立ち止まる時間が作れてリフレッシュしていたなぁ🌿
これからも一人一人が心に余裕を持ち、自然とのつながりを感じながら、豊かな人生が送れることを祈って!またどこかでお会いしましょう!
そして2023年の実践!アーバンパーマカルチャー講座が参加者募集中!詳細ページをぜひご覧ください↓
最後にリンクです: