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【実践!アーバンパーマカルチャー2021③】表参道の期間限定ガーデンと新たな拠点となる永田町へ
自由大学主催の「実践!アーバンパーマカルチャー講座2021(10期)」が2月から10月まで9ヶ月にわたって開催されました!
教授を務めたのは、東京アーバンパーマカルチャー(TUP)のソーヤー海くん&ガーデナーの石田紀佳さん。
去年更新した記事はこちら:
残念ながら、このあと後半の講座の様子をレポートせずに終わってしまって…… 2022年の11期が始まったところで慌てて書くことに(笑)
2021年は途中でこれまでの表参道のビルが取り壊されることになるという、かなり衝撃的なハプニングが発生!
でもこれはまさに「problem is the solution(問題にこそ解決策がある)」。
取り壊される前だからこそ、教室の上の屋外スペースをガーデンとして使わせてもらえることになり、期間限定でみんなでいろんなことを実験してみたよ!
そして9月にはガーデンの植物を永田町の新しい校舎にお引越しさせるという一大イベントもあったし、個人的にもかなり思い出深い講座だった。
時間が経ってしまって細かいことは忘れているけど(笑)参加者のみんな、そして植物たちのイキイキした様子を残したくて。ほぼギャラリー状態だけど、ぜひ見ていってください😘
第5回 5/23:グループに分かれて新たなガーデン作り
5回目の講座では、屋上のコミューンガーデンの植物の観察を一通りしてから、ワッサワサ生えていたニラを大量に収穫!
右下の写真は屋上から見た、新たな実験の場となる教室の上のガーデン。
新しいガーデンでグループに分かれて作業。アーシングコーナー作り、野菜を育てる、雨水システムの設置など。
↑ 右下の写真は、水やり用のポット。毎日誰かしらがお世話できるわけではなかったから、水やりは植物たちの存続に関わる大問題。だからこういう仕組みを導入するのはとっても大事!
ランチに食べるためのアロエを切ったら、ナタデココみたいにトゥルントゥルンに♡ 食用に向いているのはキダチアロエではなくアロエベラ。魚をおろすように切るのがポイント!
みんなが持ち帰る用にニラ醤油も作ったよ!誰が一番速く切れるか競争しているかのような写真(笑)
ガーデンでポットラックランチをしたのち、午後は涼しい室内で参加者による “祝題” の発表(好きな食べ物や水などのシステムを調べる)と、海くんのレクチャー。
第6回 6/27:パーマカルチャーのドキュメンタリー映画撮影
梅雨真っ只中の6回目の講座。自由大学に到着すると、朝顔がすごい咲いていた!鬱蒼としていてなんだか嬉しい♫ 屋外だから、暑い季節は日よけがマストだしね。
さぁ、この日も引き続きガーデンでの作業。私が主に参加していたアーシングコーナー作りのチームは黙々と大工作業。そしてハンモックも設置!ティースポットも着々と進んでいた。
5月に設置した雨水システムは、残念ながら失敗していたからやり直し。ピーマンやししとう、ハーブ類など野菜の収穫あり。
そしてこの日は、パーマカルチャードキュメンタリー映画の撮影が入っていたよー!
午後は室内でちょっとした竹細工を。それにしても、あっという間にガーデンが素敵な空間になった!みんなが主体的に、好きなことに取り組んだ結果だね🌿
海くんの講義メモがあったからシェアしておきます:
- 消費者としての選択肢は限られている(決められている)だから創造者になりたい!
- 自分のエネルギーをどこに使いたいか、どこに広げていきたいか、がポイント!
- パーマカルチャーの3原則は「care for the earth」「care for people」「share the abundance」
- 全体像が捉えられない経済のメガネをかけているのが問題
第7回 7/25:屋上で藍染め体験
7回目の講座のビッグイベントは、屋上のコミューンガーデンでの藍染め!のりかさんが液体をかき回している姿は、本当に魔女にしか見えなかった(笑)
(のりかさんは『魔女入門』という本の著者です!)
午後は暑いから教室で菌の話。菌と言ったら、菌類学者のPaul Stamets!キノコが地球を救うかも??でもそれくらい菌類は生態系(ecosystem)にとってなくてはならない存在なんだね。
そして最後は新しいガーデンでチェックアウトの時間。みんなの個性豊かな藍染め作品は、生い茂る植物たちとともに素敵な空間を演出!
夏休みの自由研究のような、楽しいひとときだったなぁ💙
第8回 8/22:たこ焼きパーティーと雑草染め
表参道の自由大学で講座を開催するのは、8回目のこの日が最後。個人的にはなんとなくしんみりモードだったものの、にぎやかで楽しい1日に!
ガーデンで採れたミントやホーリーバジル入りハーブウォーターを作って乾杯したり。
ランチはたこ焼きパーティー!今までで最大級の盛り上がり方で、この男性陣の食いつき方と言ったら(笑)タコパがもたらすhappinessと豊かさに感動!!
午後はのりかさんが準備してくれて、ガーデンの草を使った染め物を。普段なら邪魔もの扱いされがちな「雑草」を使ってこんなきれいな色に染まったよ!(お酢と古いクギで液を作るらしい)
外ではみんなと講座の中で度々出てくる「生と死」「始まりと終わり」「諸行無常」について。
植物と触れながら、このガーデンを作りながら、自然界の当たり前である「いのちの循環」について。そしてその中での人間の不自然さについてみんなで感じ、考える時間となった日。
思い出の詰まったこのコミューンガーデンも今では無き場所に。まさに諸行無常なり。
第9回 9/26:NVC(非暴力/共感コミュニケーション)
ついに新しい自由大学のキャンパス、永田町Gridへ!まずは新たなガーデンを作っていく屋上をチェックしてから、のりかさんの天体の話に。
海くんはアメリカ帰りで隔離中だったため、zoomでときどきつないで。アメリカで見てきたもののシェアをしてくれたよ。
午後は私たちがとても大事にしているNVC(非暴力/共感コミュニケーション)のワークを実践!
zoomの海くんとやりとりしながら行うのに少々苦戦したものの、NVCに触れるのが初めての参加者が多かった中そのエッセンスが伝わったようでひと安心。
NVCは「どっちが悪い」ゲームから、「人生をもっと豊かにしよう」ゲームへのパラダイムシフト。ありのままの自分と相手を大切に、なるべく全員が満たされることを目指すもの。
やったのは、3人のグループに分かれての「共感サークル」。自分と、そして仲間と静かにつながる時間になったのでは?
第10回 10/24:9ヶ月間の講座でのみんなの収穫
ついに最終日。9ヶ月は長いようであっという間!そして永田町での講座はこの日が2回目で、まずは屋上のマッピングを。
太陽の動きや水、風、人の流れなどを観察し、今何があるかを図に落とし込んでから、このガーデンをどんな場所にしたいか各自で妄想の時間!ぶっ飛んだ創造をするのが大事なんだって☀️
10期のみんなと最後のポットラックランチ!パンを前にするといつだって嬉しそうな海くん(笑)
午後はみんなでこの講座の収穫をシェアしたり、ゆっくりチェックアウト。直接キャンパスに来れなかった方が何人かいて、再びzoomでつないで。
かろうじてメモに「マインドフルネス」のことを書き残していて、シンプルでとてもわかりやすかったからシェアします:
- 禅僧で平和活動家のティク・ナット・ハンが作った言葉。
- 心が身体に帰ってくること。
- 心・身体・魂のalignment(日本語にすると「調整」が一番しっくりくる?)
2021年の実践!アーバンパーマカルチャー講座@自由大学を振り返って
自由大学主催の「実践!アーバンパーマカルチャー講座2021(10期)」。これにてようやく、なんとか無事?半年越しでレポート終了!
終わった直後に投稿していたInstagramの内容をシェアします:
私は9期のときからサポートとして関わっていて、毎回写真や動画を撮ったりちょろちょろ動き回ったり、”教授”の1人、ソーヤー海のマッサージをしてました笑
Instagram
ホッとできる場所
一人一人が創造性を発揮できる場所
自分とも人とも自然ともつながれる場所
自分が生きたい人生に気づける場所
そんな場だったと思うし、私自身もそういう場をホールドしていきたい。大切にしていきたいなと改めて思いました😌
今は充実感、満たされた気持ちでいっぱい!まさにこれが「養われる」感覚。みんなありがとう✨
パーマカルチャーとは生きること。これからもワクワクを大事に、旅を続けていこう!
この記事を作成するために写真で振り返っていて、みんなの顔を見ながら温かい気持ちに包まれています。
毎月集まって一緒に作業したりごはんを食べたり、人生についてのちょっとディープな話ができた時間は本当に豊かだった!素敵なつながりができたことに改めて感謝。
最後にリンクも貼っておきます:
それでは、2022年の講座の様子もまたおいおいレポートしていきます!記憶が鮮明なうちに!